中四国を中心に展開する大手メガネチェーン店の大阪オフィス移転計画。本社は広島市にあり、広島と大阪は常に密に情報を共有する必要がある。そのため、ソーシ ャルデモクラティックオフィスであること、ネットワークドオフィスであることが求められた。また、２年前から進めている、店舗のリブランディングでは、ＣＩロゴの刷新、店舗デザインや売り方、グラフィック、販促、スタッフのマインド、ありとあらゆるものをストーリーに沿って刷新、「メガネの田中」の強みを最大限引き出せるものとしており、オフィス機能においても、店舗での顧客の体験や店舗スタッフのマインドを共有出来る設えをオフィス空間に持ち込む必要もあった。店舗では、”顧客と共に考え、悩み、共に驚き、メガネをつくることを共に楽しむ” ことが実現できるよう、スタッフが顧客に特別な経験を提供する。そこで、オフィスでは会社がスタッフに対して、重層的で濃密なコミュニケーションとハッとするようなクリエイティビティーが生まれる仕掛けを幾重にも織り交ぜ、共に働く楽しさを提供する。広島で最 も熱いMAZDAスタジアムのライトスタンドと同じ方角に、組み合わせが自在のスタジアム形式ワークスペースがある。広島本社と最も熱い議論ができる設えだ。 画像をもう一度見る